OpenID ファウンデーション・ジャパン

Event Report 【OpenID Biz Day #4】

By nov | 2009年10月02日

開催日時2009年9月25日(金)14:30-16:30
会場ヴィラフォンテーヌ汐留会議室2-3
講演者NTTコミュニケーションズ株式会社
ネットビジネス事業本部担当部長 北村 和広様
NTTレゾナント株式会社
メディア事業部サービス部門担当課長 弦木 康志様



 OIDF-J会員企業様限定のビジネスセミナー第4弾「OpenID Biz Day #4」が、2009年9月25日、NTTコミュニケーションズ株式会社様およびNTTレゾナント株式会社様の全面的なご協力をいただき開催されました。

 #1のYahoo!ジャパン様、#2の日本航空様にはOP(OpenIDプロバイダー)側の視点から、#3のセレゴ・ジャパン様には"RP(リライングパーティ)の視点"、野村総合研究所(NRI)様にはOPとRPを橋渡しする"インテグレーターの視点"からの講演でした。第4回目となる今回は、NTTグループの中核を担う2社のOpenIDへの取り組みについてお話いただきました。



◆講演◆

「NTTComにおけるOpenID活用の取組み」

NTTコミュニケーションズ株式会社 ネットビジネス事業本部担当部長 北村 和広様

 NTTコミュニケーションズでは、2003年より「マスターID」を導入し、B2C商用適用サービスでは世界初となるシングルサインオン機能の実装をはじめ、さまざまなユーザーメリットを提供してきました。一方で、ユーザー自身がIDをひもづける必要があるといった利用障壁や、外部事業者との接続方式としてOpenIDが急速に拡大してきたことを受け、OpenIDを利用した連携システムの構築を目指しています。そこで、現在のOpenIDへの取り組み状況について、NTTグループの将来的な展望と併せて解説いただきました。



◆講演◆

「お客様と共に成長するgooID」

NTTレゾナント株式会社 メディア事業部サービス部門担当課長 弦木 康志様

 NTTレゾナントは、今年3月で12周年を迎えた日本を代表するポータルサイトのひとつ「goo」を運営しています。NTTグループにおいて、ネットワークの可能性を最大限に高めるサービス開発を推進する上で重要な役割を担っており、コミュニケーションデザインとユーザビリティの観点からOpenIDに着目しています。講演では、gooIDの価値を高めるために取り組んでいる戦略とID連携を含めた今後の計画について、OpenID活用事例とともにご紹介いただきました。





 シルバーウィーク直後のセミナー開催となりましたが、OIDF-J会員企業から多数出席いただきました。今後も、セミナー等を通じてOpenIDを活かしたビジネスのヒントを提供してまいります。