OpenID ファウンデーション・ジャパンからのお知らせ
OpenID Connectと身元確認/KYCのトレンドと題し、OpenID Foundation Japanが進めるKYC WGの成果発表会を開催します。
今回はより多くの方に成果発表を聞いていただきたく、会員企業以外の方も参加無料となります。
リモート開催のため特に定員は設けませんが、おおよその参加者数や録画公開時の事務連絡等のため、視聴希望の方はみなさんこの Connpass にお申込いただけると幸いです。
KYC WGは今年度も継続予定ですので、ご興味ある方は奮ってご参加ください!
OpenIDファウンデーション・ジャパン KYCワーキンググループでは
金融機関や携帯電話事業者などにおける現状の身元確認やKYCの課題の分析や
次世代のあるべき姿に関する議論を行なっており、
昨年初頭に「サービス事業者のための本人確認手続き(KYC)に関する調査レポート」を公開しました。
レポート公開から約1年、コロナ禍の終息が見えない中オンラインにおける身元確認、
いわゆるeKYCに関する世間の関心は大きなものとなってきており、
当ワーキンググループでも「継続的顧客確認の現状調査」、「法人KYCの現状調査」、
「次世代KYCのあるべき姿の定義」などのテーマで議論を続けてきました。
また、米国OpenID FoundationのeKYC and Identity Assurance Working Groupにおいても
OpenID Connect for Identity Assuranceの次のImplementors draftに向けた仕様のブラッシュアップや
法人KYCへの対応が進む、などグローバルでも身元確認やKYCはOpenID Connectにとっても大きなチャレンジの一つとなっています。
今回のBizDayではゲストに経済産業省様をお迎えして、現在の身元確認やKYCの現状や課題、今後ますます進むであろうオンライン取引における身元確認のあるべき姿について当ワーキンググループで議論してきた内容についてお届けいたします。
講演の URL は後日こちらでもお知らせしますが、下記 OpenID Foundation Japan 公式 YouTube チャネルにご登録いただくとスムーズにご覧いただけるかと思います。
https://www.youtube.com/channel/UC51IVklJgkZ7cCY8XNvjF5g
講演各20分 - 30分程度、全公演終了後に視聴者からの質問にお答えする時間をご用意する予定です。
2020/11/12 (木)にOpenID BizDay #13を開催します。
今回のOpenID BizDayのテーマは、「安心・安全の先にある『便利な銀行』を考える」と題し、電子決済等代行事業者協会と一緒に共同開催です。
Fintech事業者が描く新たなビジネスモデルをはじめ、オープンAPIのニーズと現状の課題等を解説するとともに、FAPIの概要や、各国のガイドラインから見るセキュリティポイントをわかりやすくお伝えします。
今日、口座情報や取引履歴の参照はもとより、送金・決済など、Fintech事業者をはじめとするサードパーティーを介した金融サービスの利用は、私たちの生活において不可欠となりつつあります。
また、ユーザについてのデータや機能をサードパーティーに提供するには、金融機関による「オープンAPI」の取り組みが必要ですが、各銀行の足並みが揃わない点や、APIを提供する銀行には高いセキュリティ水準の担保といった課題があります。
このような動きの中で、米国OpenIDファウンデーションでは、金融サービスAPIのセキュリティに適したFinancial-grade API(通称 FAPI)の仕様策定を進めており、この年末に標準が確定する見込みです。
オープンAPIのニーズと現状の課題をはじめ、Financial-grade API(通称 FAPI)の概要・必要とされる背景・世界の動向についても触れていきたいと思います。ぜひ、皆様のご参加お待ちしております。
お申込はPeatixよりお願いします。
コロナ禍の中、初めてのオンラインイベントとなる OpenID TechNight vol.17 を開催しました。
当日は普段の対面でのイベント以上に沢山の参加者の方に視聴いただき、ありがとうございました。
スライド資料等は Connpass イベントページにまとめてあります。
またイベントの様子は録画データも公開していますので、見逃した方は YouTube より録画をご覧ください。
少なくとも今年〜来年に掛けてはまだまだ対面イベントは難しく、オンラインイベントの開催が見込まれますので、よろしければこの機に公式 YouTube チャンネルにもご登録いただければ幸いです。
この度、一般社団法人OpenIDファウンデーション・ジャパンは、2020年8月3日をもって事務局所在地を下記に移転いたしました。
今後は下記にお問い合わせいただきますようお願い申し上げます。
〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目7番2号 東京サンケイビル27階
2019年1月から活動を開始したKYCワーキンググループの成果物「サービス事業者のための本人確認手続き(KYC)に関する調査レポート」が公開されました。
KYCワーキンググループは、本人確認・KYCの現状の課題の分析を通じて次世代KYCのあるべき姿、法令やガイドラインとして調整・整備すべき事項、およびOpenID Connect等のID連携標準が具備すべき機能の洗い出し・検討を行い、社会実装へつなげていくためのきっかけを作ることを目的として活動しており、社員・会員企業の内26社から約60名の方々にご参加いただいています。
本レポートはワーキンググループ活動の成果を取りまとめたもので、以下のような章で構成されています。
KYCとはそもそも何なのか、クレジットカードや仮想通貨交換業者など金融業から携帯電話事業者や古物取引事業者など様々な業種における本人確認に関する要件と実態の調査、海外のKYCの共有化の動向を踏まえた今後目指すべき本人確認の姿と実現するための課題、免許証やマイナンバーカードのICチップの読み取りなどの要素技術の調査など、広範囲にわたるトピックスを網羅していますので、是非ダウンロードいただければと思います。
ダウンロードはこちらから
サービス事業者のための本人確認手続き(KYC)に関する調査レポート (2020.01.23)
尚、KYCワーキンググループは今後も活動を続けていくことを計画しています。ご興味のある方は是非事務局にお声がけください。
OpenIDファウンデーション・ジャパン 事務局